思い出は消えないから・・・
小学5年で転校しました
同じ札幌市内なのですが、当時でいちばん巨大な小学校(41学級?40人編成で学年7クラスくらいあったような記憶が・・・)から、
1学級20人学年1クラス、全校生徒あわせて100人程度の小さな小学校へ
学校に行くのを忘れて遊んでいたり
本を読み続けて授業が始まっても気が付かなかったり
お昼休みまでずっとウサギ小屋で過ごしたり・・・
そんな子どもが学校生活に受け入れられるのは、なかなか難しく・・・
さらに、子どもが多いと派閥があったり、女子のチカラ関係があったりするから
4年生の私は、ボイラー室に隠れて休み時間を過ごす子どもでした
小さな学校は、そんな子どもを受け入れてくれる大きさを持っていました
山の中の小さな学校だからこその、季節や自然と密着している学校生活は、楽しかった
虫の観察もしたし、ニワトリがいて、畑があって
桑の実を食べたり、ひまわりの種を食べつくしたり(笑)
吹奏楽をやっていた小学校だったのですが、転校生の私にはできる楽器なんてなくて・・
下手くそなのにピアノ担当(笑
今でも下手くそなピアノ、昔はもっと下手だったはず(爆
上手な男の子がいたんですけれどね~
たぶん先生が、気を使ってピアノを弾かせてくれたんですね
通った時間は1年間と少し・・でも
幼かった私は、この小学校に救われました
閉校は、やっぱり寂しい
それよりももっと、今通っている小学校がなくなってしまう子ども達はやっぱり寂しいよね
閉校式と、感謝の集い
2日続けての閉校の式に出席しました
泣けた・・・
何も覚えていないと思っていたのに、
伴奏が始まった途端に校歌を歌える自分に気が付いて驚く
閉校式に担任の先生が出席されていたはずだったけれど・・・
お互いに年を取り過ぎて、お顔が判らず・・・・残念!
たぶん、小学校時代を一緒に過ごした人も来ていたはずだけれど・・・
お互いに・・・以下同文(笑
まあ、私の記憶力ってその程度(笑
妹に聞くと、いろいろな思い出が返ってきて
よく覚えているね~!と感心しました(笑
どうか今の子ども達が大人になったとき、豊かな小学校生活を送ったことを思い出してほしい
特に何かを覚えていなくても良いから
名前を覚えていなくても
習ったことを覚えていなくても
いっぱい遊んだことを覚えていてほしい
いっぱい愛されていた子どもだったことを、思い出してほしい
きっと、それが生きる糧になるから
そんなことを思いながら、帰ってきました
閉校式で、あまりにも格好良い子どもたちを見て
もっと優しくなろう!と決意した
その日の午後の子ども館で、子ども達を叱りまくり(笑
ちっとも優しくないじゃん・・・
まあ、そんなもんよね~爆
感謝の集いで久しぶりに会った友人に
今、やっと生きていて良かったと思えるようになった
と言えたのは、マインドブロックバスターになったから
たぶん、マインドブロックバスターになっていなかったら
過去を思い出すなんてこと、できなかった
辛い過去しか思い出せない私から、豊かな子ども時代を思い出せる私になれたこと
そんな私で閉校式に出席できたことが、ありがたいと思います