絵本の日に思う~ブロック解除で見えた愛
今日は絵本の日なんだそうです
絵本の日・・言葉だけで、なんとなく嬉しい♡
決して裕福でもなければ、教育熱心でもない家庭で育ちましたが
(神社の裏で雑草を取って食べるような子ども時代でしたから・・笑)
本だけは豊富にありました(#^^#)
一番好きな絵本は、かばくん(笑
なぜなのか?いまでは自分でも不思議ですが、好きでした
好きすぎて、ボロボロになりすぎて、2冊目を買ってもらったほど(笑
機会があったら、読んでみてください
私は、小学校に入るまで字を読めない・書けない子どもでした
でもね、絵本は読めたし、楽しめたんです
一字一句覚えている絵本を、読めないとバレるのが嫌でわざとツッカエテ読んだふりをする
ちょっと可哀想な(笑)子ども時代・・・
母は今でも、「どんなに苦労しても字を覚えられなかった子どもに、字を教えた小学校はすごい」と言っています
絵本大好き!で育った私は、字を読むことを覚えてからは、さらに猛烈な本好きになりまして
どんなに読んでも足りない
ずっと本を読んでいたい!
朝から晩まで本を読み続け、気が付くと学校が終わっていたり、気が付くと朝だったり・・・笑
いつでもどこでも、本さえあれば満足している子どもなので、どんどん読む
小学校の棚にあるものも、家の絵本も、読めるようなものを読みつくして・・・
小学2年の時、ハイジを読み始めました
当時、まだ字の小さかった岩波文庫
上下2巻というボリュームに「いっぱい読める!」と大喜びしたのですが、習っていない漢字ばかりでなかなか読み進められない
読めない・・これは何ていう字?これは?これは???
ワンセンテンス読む前に、何度も何度も聞きに来る
見かねた母が、ルビを振ってくれました
当時、フルタイムで働いて、子どもが3人いて、夫の手助けもなく、自身も小説を書いていた
夜、寝る暇もないほど忙しかった母が私が読み進めるのに従って、ひとつひとつ漢字にルビをふってくれた
当時は、早くしてよ~!と母を急かしていた子どもですが
大人になって、捨てられない本としてルビのふったハイジが私の本棚にあります
読み返すことはなくても(今となっては、ルビは邪魔なだけなので・・笑)
これは母が私を愛してくれていた、ひとつの証拠のようなもの
親だから、子どもを愛さなくてはいけないなんて言うつもりもないし
愛してくれてありがとう、とそんなふうに感謝して全てを丸く収めることも必要ない
それでも、愛されていた証拠を残してくれていることに、感謝します
なんでも良いんですよね
例えば写真でも、思い出でも、ものでも・・・
子どもが受け取ったと思えるものであれば、それが証拠になる
そして、その証拠があることで死ねないんです
何度も死にたい、と思いながら、死にきることができなかったのは
死んだら悲しむ人がいる
と、心のどこかで思っていたから
その時は、誰も悲しんだりしないと強がっていても
心の底のどこかで、愛されているんだから・・てことを知っていた
だから、どんなに死にたい!と思った時も、そっちを選ぶことができなかった
生きているから、今がある
今、生きていて良かった・・と思える人生にやっと出会えて、心からそう思います
生きていて良かった、と思える人生を、あなたも手にいれませんか?
その最初の一歩を応援します
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